雨の日のシフト調整、いちばん時間がかかっていた
雨が降ると、その日の窓清掃と定期清掃が、半分くらいずれていくんですよね。朝5時にLINEと電話が鳴って、対応している自分がいました。
雨は、清掃業の天敵
窓清掃の現場は、雨が降ると基本的に延期になります。
定期清掃も、外回りの作業が入っているとずらす必要が出ます。床のワックスがけは、雨の日に乾きにくくて困る場合もある。
天気予報がぴったり当たればいいのですが、長野県の梅雨どきは、けっこう気まぐれです。
朝5時に、LINEと電話が鳴っていた
前は、現場のスタッフから朝5時くらいにLINEや電話が来ていました。
「これ、今日やります?」「11時から降るって出てます」「いや、9時には止みそうですよ」って。
そこから自分が天気予報を3つくらい見比べて、各現場の責任者に判断を伝える。これに毎朝1時間くらい取られていたんです。
朝5時に1時間使うのって、その日の体力をけっこう削ります。
前夜21時に、AIに翌日の判断を作らせる
それで、前の日の21時に、AIにこう話しかけるようにしました。
「明日の小諸・御代田・軽井沢の天気を見て、明日入っている3つの現場、それぞれやる・やらない・要再判断、で振り分けて」
すると、翌朝6時までに判断が必要な情報が、前夜のうちに3つ揃うんです。
気象庁・Yahoo・ウェザーニュース、3つの予報を読み比べて、「9時の段階で晴れる可能性が高い」「13時から降る可能性が60%」みたいな粒度で出してくれる。
それを元に、現場の責任者に前夜のうちに「明日は予定通り」「明日は朝6時に最終判断」と伝えておく。
朝5時の電話が、なくなった
これを始めてから、朝5時のLINEと電話が、ほとんど来なくなりました。
スタッフ側も、前夜のうちに判断がついていれば、朝に確認する必要がない。判断が「朝6時に再確認」になっている現場だけ、6時にもう一度AIに天気を聞き直す。
6時の確認は5分で終わります。1時間が5分になったんです。
判断の前倒しは、いちばん効く
これで気づいたのは、判断は前倒しできるなら絶対に前倒しした方がいい、ということでした。
朝の判断は、その日の体力を使います。前の日の夜の判断は、まだ余裕がある時間の判断です。
AIは、その「夜のうちにできる判断」を引き受けてくれる相手として、いちばん相性がよかった。情報を集めて整理することは、機械の手のいちばん得意な仕事ですから。
朝5時の電話がなくなるだけで、その日の仕事の質が一段あがる。雨の日の段取りひとつをととのえるだけで、現場全体の空気がやさしくなるんだなあ、と思いました。
清掃やバックヤードの仕組みを、もう少しととのえたい方へ。
「うちの現場はこんな感じで」と、一言だけ送ってください。
仕組みの話から、ご一緒します。