次に来る波は「作る」じゃなく「整える」かもしれない
AIで「作る」のがどんどん速く、安くなっています。じゃあ、次にお金を払ってもらえるのは何だろう、ってよく考えるんです。
作るのは、もう簡単になった
文章を書く。絵を描く。動画を組み立てる。コードを書く。
少し前までは、それぞれに専門の人がいて、それぞれにそれなりの時間とお金がかかっていました。
でも今は、機械の手を借りれば、ひとりで全部、それなりの形にできる時代になりました。たぶんこれは、もう戻らないんじゃないかな、と思います。
じゃあ、何が残るのか
うん、ここからがおもしろいんです。
「作る」のコストが下がると、世の中には「とりあえず作ったもの」がどんどん増えていく。文章も、デザインも、サービスも、なんでも。
そうすると、人は逆に困り始めるんですよね。「多すぎて、どれを選んだらいいかわからない」「自分のお店にも、たくさんあるけど、結局なにが大事なんだろう」って。
整える人が、必要になる
そういう時代に必要になるのが、たぶん「整える人」なんじゃないかな、と思っています。
たくさんあるものの中から、本当に必要なものだけを残す。お客さまの中にあるぼんやりした願いを、ひとつの言葉に絞り込む。散らかっている書類や仕組みを、流れるような順番に並べ直す。
派手な仕事じゃないし、SNSで映える仕事でもない。でも、現場ではすごく求められている気がします。
御代田や小諸で感じていること
これは長野で仕事をしていて、よく感じることなんです。
地方のお店や会社って、すでに十分すぎるくらい、いいものを持っているんですよね。長く続いている技術。地元の人との関係。土地の記憶。
足りないのは、たぶん「作る」ことじゃない。すでにあるものを、どう並べ直して、どう見えるようにするかという、整える視点のほう。
静かに来る波
次に来る波は、たぶん派手じゃないと思います。「すごい何かが新しくできた」じゃなくて、「あったものが、ちゃんと見えるようになった」みたいな、地味な変化。
でも、その地味な変化のほうが、たぶん長く残ります。
作るのはAIに渡していい。整えることだけは、手元に置く。
派手な何かが来るんじゃない。すでにあったものが、ようやくちゃんと見えるようになる。次に来るのは、そういう波です。
こういう話を、もう少し腰を据えてしたいときは、
LINE か フォームからどうぞ。
「何を整えたいんだろう」を、一緒に並べ直すところから。